春のワルツのあらすじ (ネタバレあります)

春のワルツを含む4部作。

ワルツ」はご存知の通り、韓国テレビドラマ界では重鎮となったユン・ソクホ監督の作品。ユン・ソクホ監督の四季シリーズの完結編として世に出されました。四季シリーズのそれぞれの作品は四季の色そのままのテーマを掲げており、もちろんもともと4部作として作られたものでした。

、「秋の童話(2000年)」「冬のソナタ(2001年)」「夏の香り(2003年)」「ワルツ(2006年)」が今現在全て製作・放映され、完結を迎えています。それぞれ高い完成度を誇りましたが、とりわけ高い人気を得て韓流という流れを作り出した「冬のソナタ」は、アジア全土はもちろんのこと、世界中を感動の涙で包み込んだ名作となりました。

ワルツのあらすじは紹介したから残りの3つを簡単に紹介するわね。

「秋の童話」

優しい兄ソン・スンホンと美しい妹ソン・へギョ、強引な中にも男らしい優しさを持つウォンビンの3人の個性がとても上手く引き出された作品。ソン・スンホンのイメージそのままのジュンソはハマリ役で、このドラマから彼のファンになったわ。バックで流れる「禁じられた遊び」が映像にマッチしていて美しいのよね。

「冬のソナタ」

2003年4月に日本で初放映されたそうだけど私がみたのは再放送だったわ。ヨン様やジウ姫などの呼び名やポラリスネックレスが大流行しました。ドラマ内で使用された楽曲、特に次回の予告で流れる「夢を超えて」には問い合わせが殺到。韓流の火付け役ともいうべき作品ね。

「夏の香り」

韓国ドラマのいやらしい「嫉妬心」や執拗に繰り返される「事故」などの作為的な事件があまりなくって後味がかなり爽やかだった印象ね。芝生、森、畑、山など濃い緑から淡い緑まで、あらゆる夏の緑が目に飛び込んでくるカメラワークが大胆で、夏を感じさせるBGMも韓国ドラマには珍しく爽やかでよかったわ。


4部作をそろえて、今一度ユン・ソクホ監督の芸術に浸ってみようかしら。あなたもどう?



春のワルツのあらすじ (ネタバレあります)

春のワルツ−最終話第20話−あらすじ

ワルツ−第20話−あらすじ

記者会見当日。ジェハに質問しようとした記者の声を、ジョンテが遮る。「その人は、私の息子ではありません」と・・・。私の息子はイ・スホです。子供の顔も忘れてしまっていた私ですが、この人を訪ねたりするうちに自分の息子だと思い込んでしまったんです。ジョンテの行動に困惑するジェハたち。「イ・スホさんは行方不明になっていますが、それについては?」という記者の質問に、「私は貧しい生活を送っており、なので、子供を捜す力もないまま・・・スホ、スホを捜さなくてはいけないんです」 どこかで死んだんじゃないかと、申し訳なく思ってるんです。私がスホを一人残して去ったものだから・・・・」 スホ、見てるか?父ちゃんが悪かった。スホ、もう捨てたりしないから、帰ってきておくれ、スホ。会いたいんだよ・・・スホ・・。ジョンテはカメラに向かって必死に訴える。困惑しつつも、涙を浮かべるジェハ。
「ジェハさん、あなたの口から真実を」と、記者の声。ジェハの脳裏には、「あなたが幸せならそれでいいの」と言うジスクの姿、「どんな選択をしてもいいのよ」と言うウンヨンの姿、「お前を親として懸命に育ててきた」と言うミョンフンの姿、「お前は誰がなんと言おうと俺の息子だ。私の息子だ」と言って立ち去って行くジョンテの姿がよぎる。「私は・・・ユン・ジェハです」と、言い切ったジェハ。それを聞いたジョンテは一瞬愕然とするが、ジェハの発言を褒め称えるように何度も頷く。
「事故でピアノが弾けなくなりましたね」「15年前に両親だけが帰国して、出国する時には一緒だったということはどういうことでしょうか」という質問にも、滞りなく答えていくジェハ。「当局が許可すれば、正式に調査することもできますが」という記者の脅しにも、「私は犯罪者でもないのに、それは不愉快な話です」と、キッパリと答える。その言葉を遮るようにミョンフンは、幼い頃のイナとジェハの写真を見せる。ジェハはイナの初恋の相手であり、イナに証言してくれるよう促す。「ジェハとは小学校の時に出会い、ここにいるユン・ジェハは間違いなく私の初恋の相手です」と、イナは証言する。その上、「私たちは結婚する予定です」、と。

会見は無事終了し、ジェハは本物のユン・ジェハであり、報道はジュンテの勘違いによる誤報だと伝えられる。テレビで事の次第を知ったウンヨンは、「頑張ったね」と、ジェハに電話する。「また会えなくなっても私は平気よ。目を閉じれば어빠に会えるから」、と。ウンヨンから贈られたペアリングをみつめるジェハ。会場を出ると、ジョンテが帰ろうとしていた。ジョンテを追うジェハ。「私のせいでご迷惑をおかけ致しました。本当に申し訳ありません。では、もう帰りますので・・」 そう言って、寂しそうに立ち去るジョンテ。ジェハは涙を浮かべジョンテを引きとめようとするが、イナに制止される。

酒を煽り、フラフラと道を歩くジョンテ。そのまま車道に飛び出し、トラックに衝突する。その瞬間、ジェハは追突事故を起こす。倒れたジョンテの手にはジェハのCDが・・・。事故の知らせを聞き、病院へ駆けつけるジェハ。そこには、むせび泣くカングの姿と、冷たくなったジョンテの遺体があった。遺体にすがって嗚咽するジェハ。

ジョンテの遺体を海へと埋葬するジェハたち。こんな突然死んでしまうなんて・・・。あなたも心が痛んだことだろう・・・。いっそ「お前は俺の息子だ」と叫んでくれたら、どれほど楽だっただろう。一生忘れられないよ・・。息子じゃないと言い残して逝くなんて・・。ジェハは押しつぶされそうな胸の痛みを感じていた。「人は自分だけの傷や痛みしか見ない。だから、人を許す方法を知らないんだ。でも少しでも相手の痛みがわかったら、許せなかったことも許せるものだね」 フィリップはジェハを慰める。

一安心のミョンフン。「真実はどうなのか?」と、尋ねられている。「こんな噂で息子を煩わせたくない。大統領には私からきちんとお話する」と話すミョンフン。結局、長官の椅子は放棄した。ウンヨンはヤンスンの店を手伝っていた。「ジェハとイナがうまくいっている」客の噂話を耳にしたウンヨンは心を痛め、客の服に水をこぼしてしまう。ジェハの靴にトッポギの汁をこぼした日のことを思い出し、悲しくなるウンヨン。ジェハのCDはみるみる間に売れて行く。ジェハはカングを引き取り、世話をしていた。ジスクもカングを可愛がっている。「これからはカングはうちの子よ。ジェハの弟なら私の息子だわ。養子縁組しましょう」とジスク。今度は合法的にね、と笑うジスク。ウンヨンはインターネットショップを始めた。ジェハにメールを送ろうとするが、消去する。同じようにジェハも、ウンヨンにメールをしようとするが、消去してしまう。イナはジェハを解放しなきゃいけないと、思い悩んでいた。私だけが一方的に愛している人と一緒に暮らすことと、私の愛する人を解放してあげること・・・どっちが幸せなんだろう・・・。

ジェハの公演会。ジェハはウンヨンの貝殻細工を大切にピアノに偲ばせる。それを見ていたイナは、貝殻細工をゴミ箱に捨ててしまう。ジェハが会場の外を見渡すと、そこにウンヨンの姿が。ウンヨンに会おうと控え室の外へ出るが、ファンに囲まれウンヨンに会うことはできなかった。そして本番・・・、貝殻細工がないことに気づいたジェハは、ステージの袖へと戻ってきてしまう。必死の形相で貝殻細工を探すジェハ。ゴミ箱の中を漁るジェハは、割れたガラスで指を切ってしまう。公演をキャンセルしようとイナ。けれど、ウンヨンにピアノを聴かせてあげたいジェハは、何とかステージに立つ。血に染まる鍵盤。公演が終わるなり救急車で運ばれる。手術は成功するが、感覚神経をダメにしてしまったジェハは再起不能となる。応急処置が悪かったことが原因だった。

「自分の身を捨てるほど、ウンヨンさんが大事なの?」 ジェハをたしなめるイナ。「ピアノの弾けないユン・ジェハなんて用がないだろう。帰ってくれ」と、イナを突き放すが、「私が帰ったらウンヨンさんを呼ぶんでしょう?」と、受け入れない。「ウンヨンには言わないでくれ。マスコミにも公にしないでくれ」と、イナに頼むジェハ。「あなたをどうやって忘れたらいいの・・・」 イナの言葉に、ジェハは涙を流す。「ジェハをあんなにしたのは私のせいよ。これからどうしたらいいの・・・」 フィリップに弱音を吐くイナ。

ジェハは退院し、フィリップ・イナと共にオーストリアへ帰ることに。ウンヨンに別れの挨拶をするフィリップ。「선물(ソンムル:プレゼント)」と、フィリップから渡されたのは、ウンヨンをオーストリアでガイドした時に、ウンヨンが気に入っていた指輪だった。いつかプレゼントしようと、こっそり買っていたのだった。「別れのプレゼントになっちゃったね」と、フィリップ。すごく好きだったよ。幸せだった。ウンヨンを愛して・・・すごく、すごく。オーストリアでガイドをしたよね。でも、すべきじゃなかったかもね。スホに引き合わせるガイドになってしまった。でも後悔はしていないよ。人生最高の旅をさせてもらえたから。ウンヨンの目から涙がこぼれる。フィリップは、ジェハもオーストリアに帰ることを告げる。

帰国当日、「どうしても韓国を離れなきゃいけないのか?」 韓国が名残惜しいフィリップはジェハに問う。「そうするしかないんだ。離れないと耐える自信がないんだ」と、ジェハ。何度も振り返るように確認し、旅立つジェハ。

1年後・・・・・。
ヤンスンのキンパブ屋に入るウンヨン。そこにはイナがいた。
「どこにいても二人は相思相愛なのね」とイナ。ジェハとの結婚は辞めたのだとイナは言う。私が辞めたくて帰ってきたのだと・・・。困惑するウンヨン。「ジェハはもうピアノは弾かないわ。いえ、弾けないの」 イナの言葉を聞いたウンヨンはイナに詰め寄る。韓国での最後の公演での出来事を話して聞かせるイナ。オーストリアで新しいスタートを、と思ったけれど、ジェハはウンヨンさんを愛しているの。ごめんね、今頃。早く行ってあげて、オーストリアへ・・・。イナの話を聞き、ウンヨンはオーストリアへと向かう。旅行に出てしまっていたジェハを追いかけ、やっとジェハへと辿りつく。抱き合う二人。

韓国へと帰ってきたジェハとウンヨン。チョンサン島のヘスンの墓前で結婚することを報告する二人。
そして二人の結婚式。そこには、フィリップ、イナ、ヤンスン、ジスク、ミョンフン、ドゥシク、ミジョン、サンウ、カング、ボンヒ・・懐かしい面々が顔を揃えていた。

二人はチョンサン島を歩いていた。「着いたよ」ジェハに案内されたのは、以前撮影で使ったペンションだった。二人の新しい新居だ。「君に家を建ててあげたかったけど、代わりにこれで・・・ごめんね」、と謝るジェハ。「家ならもう建ててくれたじゃない。愛し合う二人には、お互いの心が一番いい家よ」 微笑み合う二人。

幸せな時間を過ごす二人。そこにはカングの姿も。小学校で教師を始めたジェハ。お弁当を持って、ジェハに毎日会いに行くウンヨン。二人の笑顔は絶えることがない。


愛していれば 会いたければ いつかまた出会って愛し合える
愛はまるでかくれんぼのようだ
会えないあなたを探して 私の心は高鳴っていた
でも 永遠のかくれんぼなんてない 
いつか愛は その人をみつけるから
春は みつけることが困難でも
かくれんぼする私たちをみつけてくれる
だから春は 愛であり 許すことであり 希望なのだ



ワルツ−第20話−レビュー


最終回の本編はラストへ向け、涙の連続でした。
このドラマが「心の傷と 和解」ということで、数々の和解が最後に一気に駆け抜けた感じですわね。
とにかく、ジョンテとジェハの和解は胸が痛くて、痛くて
あの記者会見でのジョンテも、会場を去る時のジョンテも辛くて、辛くて
ミョンフンの話を聞いて、ジョンテはジェハはスホじゃないと公言することを決意して、それで最後に「お前は俺の息子だ」と、ジェハに会いに行ったのよね・・・。
あの場面を思い出すだけで、もう胸が苦しくなってしまいます。
最後の最後に、親らしい面を見せてくれて。
あれほど死んで欲しい〜!と思っていたジョンテだけれど、会見の後、「これは死ぬんじゃ?」と、予感がして・・・もう死なないで欲しいと祈ったわ。 ジェハの痛みは相当なものよね・・・・
「あなたも心が痛んだことだろう・・・」
この言葉に、すべての許しが込められているわね
会見でのジョンテの姿を見て涙を浮かべていたジェハ。ジョンテの気持ちは痛いほど伝わったよね
会いに来るジョンテを拒み続けたジェハだけど、拒絶する方の人間だって傷つくのよ
「人は自分だけの傷や痛みしか見ない。だから、人を許す方法を知らないんだ。でも少しでも相手の痛みがわかったら、許せなかったことも許せるものだね」 
本当にその通りかもしれないね
けれど、許したくないことも世の中あるものだから
許したくないから、相手の痛みに気づきたくないこともあるのよ。
それまで深い憎しみ・・・きっと、ジェハはそれくらいの憎しみを抱いていたはず。
相手の痛みがわかっただけじゃ許せない
ジョンテのように、息子を想う気持ち愛、が伝わったから、ジェハの心の氷は解けたのよ。

フィリップはいろいろと名言を残してくれて
「オーストリアでガイドをしたよね。でも、すべきじゃなかったかもね。スホに引き合わせるガイドになってしまった。でも後悔はしていないよ。人生最高の旅をさせてもらえたから」
うわ かっこいい けど、途中ドイツ語で話してたでしょ?なぜウンヨンに伝わったのよ

イナは本当に粘着さんで、普通なら、指がダメになった時点で身を引くでしょ?
病院に行かなかったのはジェハの選択だけど、指を切ったのはあんたの嫉妬のせいなのよ?

「家ならもう建ててくれたじゃない。愛し合う二人には、お互いの心が一番いい家よ」 
これは冬のソナタでユジンが同じようなことを言ってましたわね。ユジンのセリフならわかるんだけど・・・・・
ウンヨンが言うのはどうよ?
しかも、こんな素敵な家をプレゼントされたのによ?粗末なスホの祖父の家とかじゃないのよ?
冬のソナタで十分そのセリフは理解したから、無理矢理使わないでもけっこうですわ
しかも、ラストシンは冬のソナタそのままですわね。
つっこませたくてこうしたのかしらねぇ・・・・・?
完結編だけあって、ハッピーエンドで安心したわ。結婚式まで挙げて、本当に終わった感じがしてスッキリね。




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